お花は、切花にしたときから弱り始めます。その小さな命を、少しでも楽しんでいただき、きれいに咲かせていただくために、お届けするお花には、お手入れ説明書と切花栄養剤2袋を添えております。
バラの花束が届いたら
ここで水揚げと呼ばれる作業をはじめます。1本1本、茎の根元から2~3センチの部分を良く切れる刃物で水中で切ります。これにより、茎の気管を通じて水分が吸い上げられます。
できれば2時間程度そのままにしたあと、花瓶等に同封の切花栄養剤と水を入れ、バラを活けます。自分が受け取ったとき
花束を取り寄せて直接手渡ししようと自分で受け取った場合は、少し違います。
お花が箱に入った状態で、なるべく涼しいところで箱のふたを開けて、花を上にしてタテ置きしておいてください。
手渡しされるまでの時間が半日以上ある場合は、水分不足にならないように葉っぱに少し霧吹きしてあげてください。配達後、先様が水揚げするまでに1日以上経過しそうな場合は、ご注文時にその旨を備考欄で追記ください。
バラの花カゴは楽です♪
花カゴは花瓶もいらず、そのまますぐにお飾りいただけます。だから様々なお祝い事などに人気です。また先様の手間がかからないので、お忙しい方や高齢の方への贈り物に喜ばれます。
配送中の振動で、バラの花の向きが微妙に変わっているものがある恐れがございます。お花の向きや位置を変えられたい場合は、一旦花を抜いて茎の根元を1センチ程切ってから根元のオアシス(スポンジのようなもの)に活けててください。
花がかなり弱ってしまうと画像のように「首曲がり」の状態になります。
首がまだしっかりしていて、葉が少ししおれているくらいなら回復が見込めます。
水中で茎の根元を4~5センチほど切り、新聞紙を巻いて花首まで水中に3時間以上浸けておくと元気になる場合があります。
その他、茎の切り口を火で少し焼くショック療法もあります。
首が柔らかくなったり茶色く変色しかけると回復は厳しくなります。ここではダメな場合の楽しみ方を♪
首曲がりして再起不能のようだったら、花首から茎を2~3センチほど残して切り落とします。
それをカクテルグラスやガラスボールに水を入れて浮かべます。花は少しづつ咲き始めてくれることが多く、数日は十分楽しめますヨ。